問題
あなたの目の前に、天秤と9枚の金貨がある。
どれも見た目は全く同じだが、
1枚だけ他の金貨よりも軽い金貨がある。
天秤を使って、軽い金貨がどれかを特定したい。
ただし、天秤を使えるのは2回まで。
さて、どうすればいい?
正解
金貨を3枚のグループ(A,B,C)に分ける。グループAとBを天秤に載せる。
どちらかに傾けば皿が上がった方のグループに、釣り合えばグループCに「軽い金貨」がある。
「軽い金貨」があるグループの金貨の3枚のうち、どれか2枚を天秤に載せる。どちらかに傾けば皿が上がった方の金貨が、天秤が釣り合えば残りの1枚の金貨が「軽い金貨」となる。
解説
例えば、「3枚のうち1枚だけ軽い金貨を、天秤を1回使って見抜け」
と言った場合は、3枚のうち2枚を、それぞれ天秤の左右に載せて計ります。
天秤が傾いた場合は、左右どちらかの金貨が軽いということ。
天秤が釣り合ったら、残りの金貨が軽いということになります。
今回は金貨が9枚のため、3枚に絞り込むために1回天秤を使うという考え方が重要です。
金貨3枚を1つとして見立てて、3グループから1グループに絞るために、
1枚の時と同じ要領で天秤を利用すればよいわけです。